着物のお手入れ

着物(振袖)の正しいたたみ方とは?初心者向けに動画と画像で解説

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「振袖を畳まないといけないんだけどどうしたらいいの?」

「振袖のたたみ方を画像や動画で教えてほしい」

なんてあなたは悩んでいませんか?

結婚式や初詣など振袖を着る機会もあると思います。
お母さんから振袖を譲り受けた人も多いともいます。
せっかくの振袖ですからちゃんときれいに畳んでしわなどが付かないようにしたいですね。
結婚式でいざ着るときにきれなくなってしまいますので。

今回は初めて振袖をたたむ、または着物そのものをたたんだことが無いというという方向けに画像で解説します。
参考の動画も掲載するのでご覧ください。
この記事に沿って振袖をたためば必ずきれいに畳めるようになります。
それでは順を追って説明いたします。どうぞ。

そもそも着物をちゃんと畳んでおかないとどうなるの?

着物は普段の洋服と違い、どうしても窮屈な思いをすることが多いため脱いだ時の開放感は格別なものですよね。
そのまま気持ちまで楽になってしまい、ついつい着物を脱ぎっぱなしにしていないでしょうか?
脱ぎっぱなしの着物を数日放置してからたたんでもシワが取れることはありません。
また、着物を適当にたたんでそのまま収納してしまうと自分ではどうしようもないくらいのたたみじわになることがあります。
次に着る時にひどいシワですぐには着られず、一度クリーニングに出さなくてはいけない状態にならないよう、たたむ時はしっかりと丁寧にたたんで収納する癖付けをしましょう。
もしすぐにたたんでおく時間や場所がない場合は袖たたみでも構いませんので、クシャクシャに脱いでおくのではなく、ある程度たたんでおくのが良いでしょう。

振袖を脱いだらまずすることとは?

振袖を脱いだら、着物・長襦袢・帯・帯揚げ・帯締めは着物ハンガーにかけましょう。
着用後の着物はご自身の体温や汗が付着しているので、そのまま収納してしまうと黄ばみやカビの原因になってしまいます。
着物ハンガーに吊るすことで着用時の汗を飛ばす効果もありますが、着付け時のシワをある程度伸ばす効果も得られます。
振袖の着用時は帯も変わり結びをしていることが多いのでゴムなどで結んである場合は結び目をほどきます。
また着物の衿が糸で縫われていたら丁寧に取り除きましょう。
糸で衿が半幅に縫われた状態でたたんでしまわないように気をつけてください。
そのままたたんでしまうと着用時に一番目に留まる衿の付近にひどいシワが入ってしまう可能性が高くなってしまいます。
長襦袢の半衿も汚れがある場合は外して手洗い、もしくはクリーニングに出しましょう。
すべてを取り除いた状態で半日から丸一日、着物ハンガーにかけた状態で過ごしたらいよいよたたんで収納していくことになります。

振袖をたたむ前の注意点

振袖をたたむ前には着用時にできた染みや汚れがないかしっかりと確認しましょう。
そのままたたんで収納してしまうと黄ばみや虫食い、カビの原因になることもあるため、染みや汚れを見つけたらすぐに着物クリーニングの専門店に出しましょう。
着用ごとにクリーニングに出す方もいらっしゃいますが、できればクリーニングの回数は少ないほうが生地が傷みません。
3回に1回くらいを目安にクリーニングするようにしたり、しみ抜きのみ、アイロンのみなど着物クリーニング専門店とうまく付き合うことが大切なポイントになります。

振袖のたたみ方と手順について

振袖をたたむ時は広い場所で、手をキレイに洗ってからたたみましょう。
衣装敷などがある場合は衣装敷の上でたたむと良いです。

① 振袖を左から右へ流した状態(向かって左側が衿部分)でしっかりと広げます。

② 脇線で前身頃を折り上記画像のような形に整えたら、続けておくみ線(画像赤線部分)で右前身頃(手前側)を折り返します。

その際、衿も縫い目で折り下げておきます。

③ 左前身頃を折り返した右前身頃に重ねます。
下記画像赤丸の衿、衿先、裾がしっかりと重なっているか確認しましょう。
この時、左前身頃は脇線がズレた状態(下記画像赤線)になりますがそのままでOKです。

④ 左前身頃の脇線をつまみ右前身頃の脇線と合わせます。
脇線を合わせた状態で背中心でピッタリ折れるはずです。
ここまでで脇線と背中心でピッタリこない状態であれば面倒でもやり直しましょう。
画像赤線が背中心と脇線になります。

⑤ 折り下げた左前身頃の袖を画像の赤線で折り上げます。

⑥ 裾から着物を縦に半分にする要領で衿先(画像赤丸部分)を起点にたたみます。
この時、袖に不要なシワが入らないよう注意してください。
そでにたたんだ時についた折れ線がある場合は裾から半分に折る前に折り返しておくのがいいでしょう。
また、きもの枕がある場合は衿先に置いてから裾をたたむと良いでしょう。

衿先を起点に裾をたたんだ状態。
きもの枕がある場合は赤線の部分に置くといいです。

衿先が折れ曲がらないよう気をつけましょう。

⑦ 着物をしっかりつかんで裏表をひっくり返します。

⑧ 右袖を画像赤線で折り、長さを合わせます。

⑥まででたたんだ着物の着丈に袖の長さを合わせるイメージです。

振袖をたたむ時のコツと注意点

振袖をたたむ時は必ず広い場所で、着物を十分に広げられる場所で行いましょう。
せまい場所しかない場合はとりあえず袖たたみにして、広い場所が確保できた際にたたみ直すのも一つの方法です。
また、たたむ時は手のひらでしっかりと伸ばしながらたたむとキレイに仕上がります。
手のひらで見えないところにシワがないか感じ取ることもできるのでおすすめです。

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振袖をたたんだ後はどうしたらいい?

振袖をたたんだらタトウ紙に入れて収納します。
タトウ紙に入れる際もシワが入らないよう、細心の注意を払いましょう。
タトウ紙には中に何が入っているか、メモを貼り付けておくと着物を探す時にもすぐ見つかるので便利です。

振袖の保管方法や場所はどうしたらいい?

振袖のみならず、着物はできれば桐たんすのような通気性の良いたんすに保管するのが望ましいです。
桐たんすがないなら和たんすでも構いませんが、プラスチック製の衣装ケースは通気性が悪すぎるのでおすすめできません。
また保管場所は風通しの良い直射日光が当たらない場所がいいでしょう。
着物は湿度を嫌うので湿気が少ない場所を選びましょう。
どうしてもそんな場所がない、または保管場所が心配という場合は年に数回着物の虫干しを行うのがおすすめです。
湿度の低い季節を選び着物ハンガーに半日~一日吊るしておくことでカビを防ぐことができます。
さらに虫干しをすることで万が一たたみじわが入っていた場合でも修正することができます。

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さいごに

今回ご紹介した振袖のたたみ方は振袖のみならずすべての着物に共通したたたみ方になります。
一度たたみ方を覚えてしまえば必ずあなたの財産になりますので、正しいたたみ方をこの機会にぜひ覚えるようにしましょう。
今回のたたみ方の説明で分かりにくかった場合は以下の動画を参考になさってください。

着物を着るならたたみ方も知っているのが女性のたしなみです。
これをきっかけに是非、正しい振袖のたたみ方を覚えたいですね。

関連記事になります。合わせてご覧ください。

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